
長年にわたり培ってきたガラス加工技術とその経験により、確かな品質ときめ細かなサポートをご提供します。
設備
数々のご要望に応えることから培われた当社の技術を生かした設備群は、全てオリジナルで他にはない品質をご提供いたします。

【アルミ真空蒸着装置】 2機
板鏡製造の重要箇所となる「鏡膜(反射膜/映像部分)」加工マシンです。
洗浄した透明板ガラスを窯内に設置し、霧状に電解したアルミを蒸着して鏡を製造します。窯の直径は、約1.5m、窯内には約1m×1mの板ガラスが4〜5枚入ります。
この製法によって作られた鏡は、鏡膜の密着率が高く丈夫なことが特長です。
【カーテンコーター式 裏面保護膜生成ライン】 1ライン
アルミ真空蒸着後に行う裏面保護膜の塗布マシンです。
滝状に流れる有機系の無鉛樹脂塗料の中を、板鏡がコンベア通過することで、鏡の裏面に保護膜を生成します。
(カーテンコーター方式)
コンベアは、そのまま「保護膜の焼き付け炉」へ直結し、約200℃の熱をかけて焼き付けることで塗料を定着させます。
【板ガラス曲げ成型炉】 1機
凹面鏡(拡大鏡)、凸面鏡(広面鏡)の生産が可能な「板ガラス曲げ炉」です。
周囲約10mほどの小判型のコンベア炉で、800℃の高熱をかけ、板ガラスを曲げます。
曲げ具合の調整は、耐火レンガで作られた「曲げ型」で行い、この曲げ加工の後に、アルミ真空蒸着窯で鏡膜を生成します。
【板ガラス洗浄機】 1機
大判サイズ(約1m×1m)の板ガラス洗浄機です。
研磨剤洗浄、水洗浄の2段階方式で、強力ブロワーによる水キレと、温風乾燥による洗浄能力が高いマシンです。
【NCカット機】 1機
直線(四角形)カット、丸(正円)カット、ハート型やその他あらゆるオリジナルの形状カットが可能なカットマシンです。
厚みは0.5mm、1mm、2mm、3mmの「薄板」加工が得意です。サイズは、900×600mm以内となります。
従来の変形カットは形状・サイズに応じて「切断型」が必要で初期費用や納期面(商品生産とは別に型製作日数が必要)、仕様変更に柔軟な対応ができないという課題がありました。
このマシンは、データ転送のみでご希望の形やサイズにスピーディーにカットし、複数の仕様や開発に伴う仕様変更にも柔軟に対応いたします。
【硝子印刷】
主にパブミラー等の装飾鏡又記念品に使用されています。
製法゜は透明硝子にシルクスクリーン印刷を行い一色づづ印刷します。
印刷の種類としては(カラー分解)写真などをリアルに表現する方法とイラストマンガなどをベタ印刷する方法と一色で網版を使いモノクロ写真の様に仕上げるなど多種多様な技術を使い鏡の中にアートを表現します。
【自動変形切断】
鏡・硝子の切断方法の一つで ハート/星形/小判 など異形切断を連続的行います。
スタンドミラー携帯ミラーなど色々なデザイン切断に対応出来ます。
【自動クロス切断機】
鏡・硝子の角切断に使用します。X / Y軸に自動に作動し量産 / 正確 / 綺麗 に角切断が可能です〔当社では小物の切断にも対応します。〕
【け引き切断】
け引き切断は匠の技で古くから小物鏡・硝子の切断に用いられ定寸切りで一枚から量産まで対応出来る素晴らしい道具です。
丁字型の竿に硝子切断カッターやダイヤモンドを取り付け定規に当てて手前に引き切断します。
※他にも下記のような設備が稼働中です。
クロス切断機 | 2台 |
自動変形/丸形切断機 | 3台 |
変形切断機 | 2台 |
精密小物切断機 | 2台 |
丸/面取り機 | 1台 |
角 面取り機 | 1台 |
洗浄機 | 2台 |
